名物!白いたこやき


名物!白いたこやき

名物!白いたこやき

私の地元には、両親の幼い頃から愛され続けてきた『変わらない味』で有名なたこ焼き屋さんがあります。

たこ焼きと言えば、本場大阪!

濃いソースがたっぷりかかったたこ焼きの上に、かつお節と青のりの香りがたまらない、そんなたこ焼きも大好きですが、私の地元のたこ焼きは一風変わっています。

なんと、白いたこ焼きなのです!!

ソースがかかっていない真っ白なたこ焼きで、中に醤油味がついています。

これがシンプルな味付けで、癖になる美味しさなのです。

外見的に、袋を開けた瞬間目に入る白いたこ焼きは、一見もの足りないような素朴さを感じますが、食べて見ると思った以上にしっかりした味付けと絶妙な醤油のバランスにハマります。

私の地元に遊びに来た友達は、この白いたこ焼きを知らずにたまたま来店して、袋を開けた時にソースがかかってなかったから、車で引き返してわざわざ『ソースがかかっていないです!』ってクレームを付けに行ったそうです。

結局は周りのお客さんやお店の方々に笑われて引き返したそうですが、初めての方は驚く様です。

最近はたこ焼きも様々な味のたこ焼きが出ていて、ソース味や味噌味、塩味など様々です。

白い塩味のたこ焼きもあるとは思いますが、それは種類の中の一つであり、例えば塩たこ焼きにネギマヨネーズのトッピングや醤油たれや塩だれがかかっているものが大半ですが、ここのお店は白いたこ焼き一本で塩だれなどのソースも一切かかっていません。

そのスタイルが『元祖』って感じでいいんですよね~。

まだオタフクソースなんて洒落たものが無かった時代の戦後のたこ焼きはこんな感じだったんじゃないかなぁと想像させるような素朴なスタイルです。

時代が進化しすぎた今、ルーツに戻って…

こんなシンプルさがいいと評価される時代になったんじゃないかなぁと思うのです。

全国展開したら、すごい売れそう!

でも、この小さな町の隠れ名物としてアンダーグラウンドでやってるからいいんでしょうね。

粉物産業も競争が激しいので、勝負はリスクも付き物ですから。

これからも、この町で変わらずに愛されるたこ焼きとして末長くあり続けて欲しいと思うお店です。

私は私の両親から教えてもらい、小さな頃からこの味に親しんできました。

今度は私が親になった時に、自分の子どもに同じように食べさせてあげたいですね。

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コンビニエンスなお墓

実家の近所に「葬儀場兼お寺」が建てられた。

よくわからんが、前からそこに寺はあったらしいが住職がいなくなった後、長い間ほとんどお寺としての機能はなかったらしい。そこに新しくお寺というか納骨堂と葬儀場ができるという話だった。

土地が広かったので地元周辺住民に対する説明会も催された。母はむろんそれに出席していた。

説明会があり、その後無事お寺は完成し内覧会にも母は出かけた。

戻ってきた母がえらく興奮している。

「だってあんた、お墓がね、自動で出てくるのよ!」

聞けばそのお寺はビルのようになっており、受付をすますと暗証番号のようなものをもらってそれを打ち込む。するとスルスルと自分ちのお墓?がおりてきて、観音開きの扉が開き、そこにお位牌などをおさめておくというのである。お参りをすませたら、扉は閉まり、どこかビルの一部に自動的に戻されていくわけです。なんでも音楽まで流れるそうですよ。

要するに、お墓のマンションタイプですね。

その葬儀場は「宗派関係なく」「どなたでも」「お金さえ払えば」永代供養していただけるというなかなかコンビニエンスな葬儀場である。

母は「あんなんでご先祖さまがお休みになれるわけがない」と憤慨していた。

確かに従来のお墓参りとはだいぶ趣が違う。

まぁ正直なところ、そういうのってどうかなとも思う。

でも現在はそれでなくても土地は高く、お墓は不足している。

核家族は多いし、お彼岸だ盆暮れだとお墓参りをする家もひと昔前に比べればだいぶ少なくなっているだろう。

無縁仏も、きっと、増えている。家族がいるうちでも「お墓」の管理は重荷となっている場合も多々あるに違いない。お彼岸にお坊さんが自宅にきて仏壇にお経をあげてもらうお宅は、都心においてかなり少なくもなっていることだろう。

そういう家庭や家族向けにはこのようなお墓や葬儀場はありがたいのかもしれない。そもそも日本人はさほど宗教観が強くない。罰当たりという言葉はあるが、その感覚は薄れつつある。

この手のお墓は都心郊外で増えているらしい。

ちょと微妙な感じはするけれど、増えているということはニーズがあるということの裏返しだ。

母はいつまでもぶつぶつと文句をつけていた。

大事なのはどこのどんなお墓ってことではなく、お参りする気持ちじゃないの、と私は母に答えることしかできなかった。